自称グレイシア使いの掃き溜め

作品の考察 感想 おキモチなどを投げていきたい

月光王国レポート 黒歴史の白詩集

ごきげんよう 氷狐です

今回は月光王国について、1ブロック時代から今までずっと月光王国を使い続けた自分なりに言語化できたらな〜と思い、今回のレポートを制作しています

(ちなみにポエムは苦手なのでないです 月光王国の嘘カード名とかなら無限に作れるんですけどね←最悪)

まずそもそも月光王国とは?

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シールドが離れた時の能力である『オシオキムーン』のカウンター戦術やオシオキムーンによるコントロールを得意とした王国です

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さて、月光王国は光と闇のチームです

デュエマにおいて光闇の2色のデッキはあまり存在せず、プラスで1色入れたドロマーやデイガ、ネクラなどの形にするのが主流なカラーです

過去の参考例としてはドロマーのハンデス、デイガのビート系デッキ(ライオネルとかドラグナーとか)変わり種だとネクラバルカディアス(デュエプレ)といったように黒白のパワカを使うためのリソースの確保を他文明に任せているデッキが多くあります

そうです、この2色は黒の墓地利用以外のリソース確保手段をほぼ持ち合わせてないと言っていいでしょう

そしてリソースがないコントロールというのはどれだけの質を持ったカードがあってもそれを引く手段も出す手段も少ないことになるからそもそもが破綻しているんですね

それは公式もわかっているので、月光王国にはたくさんの「軸」が用意されています

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たぶんまず最初に公式が考えているだろう軸、ロンリネス軸

7以下のブロッカーを踏み倒せるオシオキムーン持ちクリーチャー、ロンリネスを使い最初の例に出したブロッカー持ちの強力なクリーチャーでのコントロールをする軸 後述する天門と違い文明制限がない踏み倒しなため、闇のブロッカーも出せるのが特徴です

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次にハンデス 超有望カードのカイタイ、このたった1枚の登場でドロマーハンデス勢が息を吹き返したように歓喜したのを覚えています 一応カイタイとファントム等の他にもありますが省略

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次に天門軸 でっかいブロッカーはなんだかんだ正義ですし、天門という受けデッキでありながら大型踏み倒しの攻めにも切り替えせるこのテーマは古来から王道の光デッキとして正解だと思います バルホルスとかの相性のいいカードもあるしね (一応アニメがこれとロンリネス軸の混合軸みたいなイメージ)

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最後に小型ビート軸

オシオキムーンでのコントロール能力を使いながら、ケモノとファラオの2体の無限アタックコンボ等でせめて行く軸です(わかんないけどたぶんデザイナーズだよね?)

さて、いろんな軸で組めることを説明したのですが先述した通りリソースを稼ぐことはできないのでろくに回る軸が当時は天門か小型ビートの2択でした しかも別に強いかと言われると当時デイガ軸にした上でも使って思ったのは環境レベルとは言いづらいなんともいえないパワー...

リソース以外で月光王国はどこがいけなかったのでしょうか? 他の王国を見て考えてみましょう

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ざっと適当に3枚置いてみましたが単色で序盤に使えて動きの軸となりうる優秀なカードがある王国はだいぶ強かった印象があります(多色でも強い軸があるイカロソくんの切札や圧倒的なゲンムがいる零とかもあるけどここでは省略)

この辺の枠に当てはまると思う月光王国のクリーチャーは僕の思いつく限りはどの軸に入れても強い月の魔法ツカイ...なのですが4コスな点やデッキの多色比率等を考えると結構難しい王国になるのも理解できます(似たような例だとプロタゴニストとかゴリオブゴリもそう)

めちゃくちゃデカい話で言わなかった話だけどそもそも盾は5枚しかないから増やしたり自分で減らしたり減らされたりでここのコントロールもむずいのはずっと付きまとう問題なのもある(まあむずいむずいって言いながら葛藤したり矛盾してるのに頭を抱えるのも月光王国のストーリー性としては正しいんだけども...そうじゃない...)

とここまで正直散々だった月光王国ですが最近ではEXライフが離れた時効果が超強力な連結ディスペクターであるドルファディロムやバウMロマイオン ロンリネス用のオリカ ギガゲドー めちゃくちゃ戦略性に合う覇王のギフト イエスザナドゥ等 盾追加カードもマホガニーハンドルやMAX・ザ・ジョニーやオイルマーネと組み合わせるカードもたくさん増えて先述した軸が全て使うことができる土壌が整い、ある程度のパワーで戦えるくらいには揃ってきました(多すぎるので画像省略)

月光王国、難しいデッキですが使いこなせた時の楽しさは唯一無二です 皆さんもデッキを1つ作ってみるのはどうでしょうか